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【ひかりの跡】
十代。それは不確かだが、ただただ明るい何処かへ向かっていく途中の姿なのだと思っている。
カメラ越しに見る彼らは、大人である私たちに臆する事なく、思ったまま感じたままの表情をする。
そんな彼らには大人になった私たちが培ってきた経験や技術は全く通用しない。
良くも悪くも色んなことを知ってしまった私たちには、もう二度と出来ない表情だ。
その表情はどれも美しい。どんな状況でも勝手に人生は進んでいく。
光のように、人が生きていく中でほんの一瞬しかない今を、大人になって振り返ってほしい。
振り返れるのは、生きている証なのだから。そう思いながら今日もカメラを構えている。
彼らに、今しか撮れない写真を。
熊本に住む10代の子たちに協力をお願いし、撮影させていただいております。この作品は、コロナ禍を経て、お一人お一人に向き合い撮影自体はゆっくりと進んでいます。
今回、もっとたくさんの方へ「今」の姿を残してほしい、
そしてこの取り組みを知っていただきたいと思い、撮影にご協力いただける方を募集しております。
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